プレスリリース詳細
(2013/06/07)

(ナリス化粧品)

ナリス化粧品、新たな美白メカニズムを持つ独自素材「リノール酸メントール」を開発
ダイソー株式会社と共同研究で、第63回(平成25年度)工業技術賞受賞

~ 常に『オリジナルなもの』『技術的に新しいもの』を求めるナリス化粧品の研究開発風土 ~

ナリス化粧品(代表者:村岡弘義 本社:大阪市福島区)は、2005年から化成品メーカー ダイソー株式会社(代表者:佐藤 存 本社:大阪市西区)と共同研究を行ってきた『新美白素材リノール酸メントールの開発』が、第63回(平成25年度)工業技術賞(主催:一般社団法人 大阪工研協会)を受賞しました。これは、新たな美白メカニズムで、シミ・ソバカスの原因となるメラニン色素生産を抑制する新素材を開発し、併せて同成分の量産化技術の開発が認められたものです。なお、当社は平成8年度の「バラ花弁抽出物を用いた化粧用抗活性酸素剤の開発」に続いて2度目の同賞受賞となり、創業時より当社に根付く自由な研究開発風土が、再び受賞に繋がりました。

工業技術賞/工業に関する研究や発明、ならびに技術の進歩改善に対して大きな功績をあげた技術者に、一般社団法人大阪工研協会から贈られる歴史ある賞
一般社団法人大阪工研協会/(地独)大阪市立工業研究所の研究成果の普及を中心に、工業に関する調査・紹介、発明考案の奨励とその実施化の促進(工業技術賞の授与)、新技術普及のための各種講習会・講演会、展示会などを行っている

【開発背景】

これまでの美白成分は酵素チロシナーゼの活性を阻害することで作用するものが代表的なアプローチでしたが、近年の美白ブームを受けて、化粧品業界では新たな作用メカニズムを持つ美白素材の研究開発が活発に行われています。
化粧品に配合されるリノール酸は、メラニン産生抑制作用を持つ不飽和脂肪酸の1種ですが、酸化しやすく、熱に弱いことが指摘されていました。今回の研究は、2006年に大阪市立工業研究所が保有していた「不安定な不飽和脂肪酸の酵素合成テーマ」の技術シーズを入手。これを基に化粧品技術への応用のため、リノール酸とメントールの合成化による、美白効果の検証とその作用メカニズムについて研究を進めてきました。

【研究概要】

美白効果の検証では、リノール酸メントールは①リノール酸のメラニン産生抑制効果よりも高く、何も添加しない状態から約4割抑制②高い美白効果で知られているアルブチンと比較したところ、リノール酸メントールが1/10の濃度でも、同等の効果を確認しました。
その作用メカニズムの解明については、神戸大学(皮膚科)との共同研究で解明を進めてきました。その結果、酵素チロシナーゼの成熟化を抑制することでチロシナーゼの分解が促進され、メラニン色素の産生量が低下することが判明。新たな作用メカニズムを持つ美白素材であることが分かりました。
また、クリームにリノール酸メントールを配合し、40℃、湿度75%の条件下で経時的に安定性を確認したところ、6ヶ月後でも変臭、変色もなく安定的に配合できることが確認できました。
酵素チロシナーゼ・・・メラニン色素をつくり出すメラノサイトだけが持つ酸化酵素

【約80年培った、ナリス化粧品の研究開発風土】

 当社は創業者の村岡満義が技術者であったことから、約80年間一貫して技術主導の研究開発型企業として歩んできました。これまで70以上のオリジナル成分を開発し、化粧品に応用。研究者たちは常に「オリジナルなもの」「技術的に新しいもの」を求める情熱が強く、このたびの新成分開発も長年培われた自由な研究開発風土によるものです。今後も企業理念「for others<人様のために>」のもと、より多くの新素材の研究開発で「美しくなる喜びと、豊かになる幸せ」を提供して参ります。

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